8860 Auto Chassis

 Expert Builderシリーズ時代から853 PKW(956 Auto Chassis),8860 Auto Chassis8865 Test Car8880 Super Car8448 {Supercar II / Auto Chassis V}と続く一連のカーシャーシシリーズの二代目で,併せてTechnicシリーズの最高峰モデル(いわゆるフラッグシップモデル)の1つです.このシリーズ,どれもかなり大きな(全長40〜50cm位)ものなのですが,#8860は全長50cm弱といったところです.どちらかといえば古いモデルほど部品自体に小さなものが少ないため,より大柄になってきます.1981年の発売ですが,この当時の部品にはまだリフトアームが無く,1/2厚のビームやブッシュも無いので,勢い大きくならざるを得ないという感じもします.ただ,このモデル(厳密にはこれと同時期のモデル)からサスペンション部品とデフギアが初めて導入されているようです.
  作りながら思ったのですが,これにしても853 PKWにしてもギアチェンジの部分の作りは全く甘くて,ギアがちゃんとかみ合わないか,かみ合っても堅くて動かない状態になってしまいます.移動するギアの片方の端が浮いている状態なのでかみ合わせも結構怪しいです.部品が古いせいではないと思うのですが...
 時間が無くて今回はメインモデルのカーシャーシだけなのですが,セカンドモデルのドラッグレーサーもかなりの迫力なので,できるだけ近いうちにレビューしたいと思っています.
1999/11/02記

 信沢さんから「フォルクスワーゲンのシャーシ/エンジンが#8860のベースなのではないか?」とのご示唆を頂きましたので,信沢さんのご意見を追加しました.
2001/09/30記
Access counted since 1999/11/02

正面斜め上から見てみました.2人乗り左ハンドル車です.
前部です.ちょっと丸くなったバンパーが特徴的です.ステアリング部はグレイのトランク部?の後ろに見えています.モーター化する時にはトランク部をつぶしてモーターを載せます.
後部です.エンジンに付いたチューブ,黄色いファンとマフラーが特徴的です.
横から見ると意外と座席が大きいことに気が付きます.やはり,本物のようにはいかないということでしょうか.それとも,こんなものだったかな?
ステアリング部はハンドルからユニバーサルジョイントで繋いだ回転でラックギアを動かします.ステアリングは小さなターンテーブル8個でできています.ここは853 PKWと変わっていません.
シフトレバー付近です.ギアは3段変速(前進2段と後退)です.ギアボックスは少し後ろの青い部分の下にあります.
後部です.エンジンはピストンが2つずつ左右を向いています.上には空冷ファンが回っています.後輪にはサスペンションが付いています.よく見えませんが,ユニバーサルジョイントがふんだんに使われています.
前部座席はリクライニングで,さらに前後に動かせます.リクライニングも(ギアとゴムで構成された)ストッパーが付いているので,本物みたいに「カチカチ」と音が鳴ります.
裏側です.見れば解るとおり真っ黒ですね.後輪のところにデフギアとギアボックスがあるのがわかります.
読者の信沢さんから,以下のようなご意見を頂きました.皆さんはどう思われますか?
「#8860のシャシーは、フォルクスワーゲンをベースにしているのではないかという発見です.とくに、エンジンは絶対にそうだと思います.
水平対抗4気筒、空冷といえばワーゲンですし,この構造やマフラーの出かたも同じです.
シャシーレイアウトもワーゲンによく似ています.これは絶対にワーゲンです」
兄弟モデルの853 PKW(956 Auto Chassis)と並べてました.PKWの方が大きいですが,部品の密度では#8860の勝ちですね.
後ろからです.#8860には後輪サスペンションがありますが,PKWの時代にはまだサスペンション部品自体がなかったので,それらしく見せているだけになっています.
真上から見てみました.PKWはFFで#8860はFRです.座席に座っているTechFigでその大きさを感じてください.


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