Slizers (Throw Bots)

 今年の前半に登場したTechnicの新サブシリーズSlizers(米国ではThrow Bots)は,それまでの直線と円(円弧)主体のTechnic部品群に初めて機械らしくない外観を備えた部品を導入し,さらに任意の箇所で静止可能な関節部品を使ってまさに「おもちゃのロボット人形」を作ってしまったことでしょう.Silzersで導入されたこれらの部品を人によっては(自分も含みますが)「Slizers Parts」と呼ぶぐらいです.
  基本的に全てのモデルにはプラスチック製の円盤2枚が付いていて,バネのようにしなる専用の腕部品にはめて飛ばすことができます.このディスクは全部で50種類ほどあるようです.また,専用プラスチックケースに畳み込んでしまうことができるようにもなっています.きっとこのシリーズが成功だったか失敗だったかは人によって全く評価の分かれるところでしょう.
 今のところ,85xx番台は全てSilzersシリーズで,以下の8つがラインアップされています(括弧内は米国での名称).

他に,追加ディスク5枚組の8508 Supplementary discsもあります.また,今年後半には新作8520 Millennium Slizerも登場予定です.こっちはSilzer Partsを駆使してバイク(型のロボット)を作るらしいです.楽しみ?ですね.
 以下,購入直後(春頃)に僕の書いた感想です.
 「実は,長い会議の後でいらいらしていたときにデパートに立ち寄るとSilzerが入荷していたので,2日に分けて全部買ってしまいました.もちろん,その日のうちに全部作り上げて,その後4体合体ものも作ってみました. で,感想というか,... はっきり言って,普通は全部買う必要はないでしょうね.買うんだったら後半の4つ8504〜8507をお奨めします.理由は,前半の4つは基本的に可動部の機構が同じで,全てウオームギアと普通のギアの組み合わせによって首が動くものです.違いはもっぱら足周りで.ファイヤーとアクアは足,アイスがスキー,シティはタイヤです. 対して,後半4つは ウオームギアものが1つ(ジャングル)と,後はラック(に付いた首) をスライドして羽のようなものを前後に動かすものになっています.特に8504(ジャッジ)はお買い得で,プロペラ2つにディスクスローターも2つ付いてます. 4体合体ものは,なんか無理矢理って感じでけっこう部品も余ってしまい,いまいちです.もう少しましなものが作れるような気がします.
 それに,同じ色の部品を揃えようと思うと大変ですねー.大きな部品は1つのSlizerにつき必ず2色で,しかもあるSlizerにしかない色(緑とか紫)もあるので,8つ全部買っても数が揃わないものもあります.部品取りのつもりなら,カタログをじっくり眺めてから買った方がいいでしょう.ついでに,日本語版のペラものカタログではシティスライザーとエナジースライザーが入れ替わっているのを見つけました.」
でした.
1999/09/14記

 ディスクとケースの記述と写真を追加.
1999/09/22記

8500 FireSlizer (Torch)
赤と黒のシンプルな色使いですが,その分鮮やかで見栄えがします.左手には炎を2つ持ってます.足の組み合わせ方は定番です.
8501 IceSlizer (Ski)
こいつの足の組み方も定番です.一応ストックも持っています.
8502 CitySlizer (Turbo)
唯一足の代わりにタイヤが付いています.山形になっている角度を変更できます.だからどう?って感じもしますが...
8503 SubSlizer (Scuba)
左手に持っているのは水中銃です.ちょっと無理してポーズをとらせていますが,こうしてみるとギアの感じとかわかるでしょうか?
8504 JudgeSlizer (Jet)
Slizers中唯一ディスクシューターを2つ持っているお買い得モデルです.さらに背中の羽根?にはスクリューまでしょってます.頭を引っ張ると羽根が動きます.
8505 JungleSlizer (Amazon)
アンテナとナイフを持った密林の戦士?です.色合いは非常にいいと思います.
8506 RockSlizer (Granite)
4つ足モデルです.背負っているのは「つるはし」ですね.動かす仕組みは#8504と同じです.
8507 EnergySlizer (Electro)
典型的CyberSlamカラーなんですが,部品を変えると雰囲気もやはり変わるものですね.
#8500#8501#8502#8503の合体Big Slizerです.マニュアルに載っています.なかなかカラフルですが,どうもバランスがよくありません.
頭の部品を2つ使って大きな頭にしています.
背中に見えるつまみ?を回すと2カ所で角度を変えることができます.
足も,頭の部品を使って構成されています.SliserPartsは一般には他の用途になかなか使いづらいのですが,これだとMindStormsで作ったロボットの足にも使えそうですね.
#8504#8505#8506#8507の合体Big Slizerです.マニュアルに載っています.足はスキー部品?を使っているので,安定度はかなりましです.
ちょっとピンぼけで申し訳ありません.頭の部分は,頭部品を2つ,縦に組み合わせて顎の感じを出しています.この手法は今年の後半モデルの8446 Crane Truckでも使われています.多分,始めからそのつもりで作られたのでしょう.
ディスクシューターがたくさんありますが,全部いっぺんに打ち出せるわけでは「全然」ありません.
とりあえず手持ちのディスクを全部と,ケースを並べてみました.ディスクはなぜか2枚足りません...ちなみに,Silzers付属のポスターによるとディスクは全部で8種類×6枚で48枚あります.ただ,本体とディスクの組み合わせは(基本的に本体と同じ色であることを除けば)バラバラなので,全種類集めるのは至難の業でしょう.
ケースは見ての通りベルトを通す穴が空いています.

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