MindStormsシリーズ1999年の新作の一つDDKです.従来のRIS(9719 Robotics Invention System)とは異なるコンセプトに基づいて構成されています.よりわかりやすくなったロボット作り 〜Robotics Invention System 1.5〜 米国では8月から発売が開始されたMindStorms RIS(Robotics Invention System)の新バージョン1.5(写真1).現在では1.0からのアップグレードキットも提供されるようになり,日本でも幾つかの販売店で入手可能になっている.RIS1.5と1.0の違いは,簡単にいえばRIS1.5の方がよりロボットの世界に入門しやすくなったということだろう. パーツ群にはわずかな違いしかない(写真2)が,実はこれらのパーツを駆使することでロボットの構成をモジュール化することが簡単にできるようになっている.マニュアル(写真3)を見れば解るようにRCXにモーターを取り付けた基本的なボディに,センサーモジュールや足,車輪,キャタピラなどを簡単に取り付け,取り替えて様々なバリエーションを楽しむことができる. ソフトウエアにも同様な配慮が随所に見られる.RIS1.0でのチャレンジと同様なものがRIS1.5にもあるが(写真4),画面が派手になったのはともかくとしても,かなり丁寧な解説がなされていて(写真5)その上作成手順に関しては全てマニュアルに記載されているので,初歩のチャレンジに関しては全く迷うことなく終えることができるようになっている.これは1.0において全てのチャレンジが概略のみで放っておかれたのとは大きな違いで,ある意味この点が「教育的」であったのとは180度の方向転換度と言える.プログラムの作成画面(写真6)や保存場所(写真7)もポップアップヘルプが現われたりする. これらの変更はこれまでよりもさらに多くの層をMindStormsの世界へと引き込むことになるだろう.また,STARWARSシリーズとしての位置付けもかなり明確に打ち出されています.具体的には,
といった違いがあります.ただそうとは言っても,マニュアルに無いことをするのは勝手ですし,MicroScoutにもPowerModeというパソコンでプログラム可能になる(らしい)モードがあります(実際にそうするにはScout Booster Set(2000年発売)が必要らしい...ただ,ライトセンサーしか入力がないのにどうするんでしょうか?).部品数もRISと較べて見劣りしない(657)のですが,MicroScoutがRCXと比較すればかなり能力不足であることや部品の構成がかなり違うので,RISとは異なる考え方を要求されるでしょう.部品構成は1999年のTechnicモデルの影響を色濃く受けており,Slizersで見られる自在関節部品やギアボックス,8448 {Supercar II / Auto Chassis V}等に見られるウイング部品やプラスチックチューブ,8255 Rescue Motorbike等で使われているダブルピン等が積極的に採用されています.さらに,R2-D2を作るための専用頭部品まで用意されています.その点が同時期に計画されたはずのもう一つの新作RDS(9735 Robotics Discovery Set)と明らかに違うところです.また,全体的に白い部品の量が多いのも特徴でしょう.逆に共通する点としては,どちらもモジュール化していることが挙げられるでしょう.そのためのピン部品まで同じです.個人的にはDDKでのロボットのモジュール化もRDSと並んで初心者がが取っつきやすいので意味があると思っていますが,ちょっとつまらないような感じもしています.その分,Jedi Master Levelの様にユーザが考えさせられるのは好きですね.
このレビューでは付属CD-ROMの紹介も兼ねて,CD-ROMの順序に従って入門機からJedi Master Level Droidまでの4モデルを取り上げます.実際に組み立ててみた感想や,動いている雰囲気をご覧ください.
L-3GOはほんとにお手軽に組み立てられるロボットですが,以降のロボットの動きの基本は全てこれに詰まっている点で重要です.必ず組み上げることをお勧めします.
2001/01/01記
概論とソフトウエアに関するレビューはこちら.
チャレンジに関するレビューはこちら.
RCXプログラミングに関する解説はこちら.
箱や外観,マニュアル,部品に関するレビューは速報をご覧ください.
Access counted since 2001/01/01
|
付属CD-ROMを再生してみました.まずはMINDSTORMSのロゴ. |
|
だ〜んっとSTARWARS. |
|
DROID Developer Kitと続きます. |
|
宇宙にいたJedi Master Shipが墜落して,それを見ていたL-3GOがMicroScoutを拾ってくるムービーがあります. |
|
初めは名前の登録が必要です.レベルを管理するところはRISと同じですね. |
|
オープニングを見た後で(名前の登録が終わると)この部屋にたどり着きます.砂漠から拾ってきたMicroScoutが入口にあります.右手奥の光っているボールが初心者レベルへの入り口です.マニュアルにはその手前のライトサーベルがJedi Knight Levelとありますが,それは誤りでJedi Master Levelです. |
|
初心者レベル.L-3GOを作らないと(作ったことにしないと),R2-D2の画面へ進めません...誰か裏技知りませんか? |
|
MicroScoutのプログラムとL-3GOOの動きの対応です...図解されていてかなりわかりやすいですが,ちょっとくどい気もします.クイズ形式で正解しないとなかなか先に進めません. |
|
MicroScoutの解説画面です.各プログラムと動きの対応は全てL-3GOを使ったムービーで説明されます.詳しい話はこちらへ. |
|
L-3GOを作(ったことにす)ると,バリエーションを見ることが出来ます.カーソルを合わせると左のL-3GOも変化します.もちろん,元のL-3GOからの組み替え方も見ることが出来ます. |
|
MicroScoutの解説画面です.各プログラムと動きの対応は全てL-3GOを使ったムービーで説明されます.詳しい話はこちらへ. |
|
L-3GOを作(ったことにす)ると,バリエーションを見ることが出来ます.カーソルを合わせると左のL-3GOも変化します.もちろん,元のL-3GOからの組み替え方も見ることが出来ます. |
|
MicroScoutの解説画面です.各プログラムと動きの対応は全てL-3GOを使ったムービーで説明されます.詳しい話はこちらへ. |
|
|
|
肩から腕付近です.別に勝手に動くわけではありませんが,ゴムとプーリーを使って適当なところで止めておくことができるようにはなっています. |
|
後ろ足?付近です.L字型リフトアームの太い方を使って組まれています.見えない方にストッパーがあって左には回りますが,右へは回りません. |
|
プログラムの5番を選んだ場合です.光が当たるとどんどん前へ進むのですが,距離が足りないのでこんなもんです^^; |
|
This page was created by FishBone